校正の仕事を通して知ることがたくさんあります。人生日々勉強です。

整理部校正記者 2015年入社

新卒採用
菊池 彩乃Ayano Kikuchi

漠然と描いていた夢を現実にさせようと

新聞記者を目指した動機について教えて下さい

将来の職として文筆活動がしたいと漠然と考えていたのですが自信が無く、ましてや新聞記者だなんて夢のまた夢だと思っていました。ですが、転職して新聞記者になった元力士の特集をテレビで放送しているのを見て、動きださなければ何も始まらないことに気が付きました。
たった一度の人生なのだからやりたいことをやってみよう。「いつやるの、今でしょ!」と奮起し本格的に始動しました。

これはもう天の声だと信じています

北海道建設新聞社に決めた理由は?

就職浪人していた期間が私にはありまして、その間にコンビニでアルバイトをしていました。そこによく来ていただいたお客さんが測量会社の社長で、何度か会話をするうちに将来の話になり、やりたいことは何なのかを聞かれ「文筆活動」と答えたところ、「北海道建設新聞社という会社があるんだけど、受けてみたら」と紹介されたのがきっかけでした。父をはじめ身内が建設業界にいたため、とても興味があったのですがなかなかタイミングが合わず、一度は諦めて別の会社に入社しましたが、ある日何気なく新聞を開いたらそこに当社の求人が掲載を見つけ、もうこれは神様が受けろと言っているのだと思い、履歴書を送りました。

校正だからこそわかる新聞の奥深さがある

現在の仕事についてお聞かせください

先ほどから「新聞記者」とひとくくりで語ってしまいましたが、実は私記者は記者でも「取材記者」ではなく「校正記者」なんです。
仕事内容は主に原稿、記事に挿入するグラフ、ゲラ刷りの題字などの誤字脱字、とにかく全部をチェックします。
ただ普通の誤字脱字のチェックじゃないですよ。実は新聞には表記可能の漢字と不可の漢字があるのです。そこで使うのが「記者ハンドブック」。たぶん、取材記者より校正記者の方が手に取る機会が多いのではないでしょうか。
また、当社では「独自表記」が存在します。これはハンドブックでは表記不可だが、当社の新聞では使える語彙(ごい)があるのです。迷った時は過去記事で検索や、先輩方に聞くなどをしています。

取材で汗をかいた記者の皆さんに恥までかかせるわけにはいかない

校正をする際に心がけていることはありますか?

たくさんありますが、ずばり訂正記事を出さないことです。至極当たり前なことなのですが、やはり記者の皆さんに恥をかかすことはできないという使命感で毎日仕事をしています。と言いつつ、まだまだ卵からかえって間もない未熟者なので、間違いを見落とし先輩から指摘されることもしばしば。そのためささいなことでも聞いたり、調べたりと自分だけで判断をしないよう心掛けています。

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